皆さんお久しぶりです。
前回の特集記事でSamsung Gear 360を紹介してからしばらく経ちました。
今回は,360度カメラと親和性が高いVR,
Samsung Gear VR でVR動画を体験したので,そのご紹介と感想を綴っていきます!
(最初のほうは説明ばかりですので,VRについて既にご存知の方は飛ばしても良いかもしれません!!)
さて,皆さんはVRについてどれほどご存知でしょうか?また経験はございますでしょうか?
VRというと最近一般消費者向けに様々なデバイスが有名企業からリリースされ,
Microsoft社の Windows Mixed Realityによる複合現実プラットフォームの発表などで大きく盛り上がっている分野ですよね!
実際,ITニュースなどをご覧の方はこの単語を目にした方も多いと思われます(*’ω’*)
WMRはMixed Reality(MR)の位置付けですが,実際には完全に仮想空間です
初めてお聞きする方に向けてVRについて簡単に説明すると,VR(Virtual Reality)とは仮想現実のことです。
「仮想?現実?相反する単語が並んでる…結局どっちなんや!!!」
とお思いの方もおられるでしょう。
そこでわかりやすい日本語にすると,VRは仮想空間の中で現実空間を体験する…というものです。
また参考までに,VRについてWikipediaの概要欄では
バーチャルリアリティは、コンピュータによって作り出された世界である人工環境・サイバースペースを現実として知覚させる技術である。
時空を超える環境技術であり、人類の認知を拡張する。
と説明されています。
…なるほど,仮想現実とはアニメなどでよく見るアレね!アレ!!
(そう,アレなんです)
とまあ,ここまででVRの定義とかについては何となくご理解いただけたかと思います。
さて,じゃあVRの定義は解ったのだけれど実際に仮想現実を実現するデバイスはなに???
という新たな疑問が生まれるわけです
もうおわかりの方もおられるでしょうが,それこそがヘッドマウントディスプレイ。
要はコレです!!
Samsung Gear VR with Galaxy S7 edge
これこそが,今話題のVRを実現するデバイスなのです!!!
……ん??
……なんか前面だけ見ると「ただスマホを変な機器にマウントしただけじゃん…」と感じます。最初は。
それもそのはずで,実際にGalaxy S7 edgeをレンズ付きのVRゴーグルに取り付けただけです。
「うーむ…こんなので今話題のアメイジングなVR体験ができるのか??」
と最初は半信半疑で装着しました。
……そして今回,このデバイスで実際に体験した動画がこちら!
はじめてVRに触ったときは,まあ感動でしたよ。
まるでその場に自分がいるような世界が広がります!!!!
なるほど…たしかに「仮想現実」だな,と。
この動画の撮影場所は龍谷大学 瀬田キャンパスの7号館手前で,撮影にはタイムラプス動画を採用しました。
ちなみに撮影時の気温は6℃で,ひたすらに待つのが大変辛かったです。。(なんか寒そうにしているのはそれ故ですw)
もちろん,Gear VRでは動画以外にもゲームやYouTubeなどをはじめとする様々なコンテンツを楽しめます。
特に私のお気に入りは非360度の動画を自分の好きなスクリーンサイズでYouTubeやニコニコ動画を楽しむこと!!
好きなミュージックビデオを映画館さながらのスケールで観たり,ニコニコ動画でお気に入りのアニメをコメント付きの大画面で観たり…!
もう私はこのデバイスに可能性を感じずにはいられない!正直! (*’ω’*)
……といったかんじでGear VRの良い部分の紹介をしてきましたが,私が感じたこの機器(VR)の課題点を以下に書いていきますね。
1.解像度がもう少し欲しい
☛これは人によっては気にならないかもしれませんが,動画そのものよりデバイスによる制約が。。
2.360度動画の場合,人によっては動画酔いの可能性がある
☛動画にもよりますが,3Dゲームなどで酔いやすい方は注意したほうが良いかも。
VRはまだまだ消費者市場に登場したばかりの分野ですので,これらの課題点がデバイスや作品の制作手法によって解決できれば,今まで私たちの脳を支配してきた「ディスプレイ」という概念を大きく塗り替えることになるかもしれませんね!
Samsung Gear VRの公式Webページ:http://www.samsung.com/jp/product/gearvr/#gear-vr
投稿者:わっきー