情報産業論にて近江兄弟社㈱の方にご講演いただきました

どもです。
龍谷大学 理工学部 情報メディア学科の新2回生に進級しましたわっきーです。

本日は当学科の2回生から履修可能な必修科目,「情報産業論」という講義にて,あのリップクリーム「メンタームで広く知られている株式会社 近江兄弟社中塚 正俊さんに「社会人に必要なチカラ」と題して,80分ほどご講演いただきました。

 

会社の概要はもちろん,現代におけるキーワードを交えつつ,将来に社会人となる際に必要なチカラをわかりやすくご説明いただきました。
以下に私の要約として,もうすこし詳しく紹介させていただきます。

 


 

現在,日本の社会的バックグラウンドは多くの転換期に突入しており,「共働き世帯の増加における働き手の増加」,「高齢化社会に起因する人手不足」,「AIによるルーティンワークの代替案」,「大手銀行における大幅な人員削減」などといったことが主としてあげられる。
それぞれの関係をみてみると,ジェンダー区別の解消においては働き手が増加するが,高齢化社会を原因とする人手不足の減少速度から逃げることはできず,将来的には人手不足が発生することが予測される。
その一方,近年よくAIがヒトの簡単な仕事(ここではルーティンワーク)を奪うといったニュースを耳にするように,AIによって「決められたことをするだけのヒト」は職を失うと懸念されている。さらに,大手銀行も(倫理的責任は別として)合理的判断から,たいへん多くの人員を削減すると発表している。

これらのことから,「従来のようによい就職先から内定をもらえれば成功」といったパターンが崩壊し,「『自ら考え,行動するヒト』に付加的価値が付随される」といったことが導き出される。
つまるところ,成功するヒトは「とにかく今できることをするヒト」であり,才能よりも行動力が重要である。

そして具体的に求められる能力は,「行動するチカラ」,「考え抜くチカラ」,「共有するチカラ」の3点であり,順番に主体性,物事を考え抜く気骨さ,プレゼンテーションスキルといったことである。

またそれに加えて,自己研鑽や第一印象,組織における責任感,英語力,自己管理,感謝・謝罪の時期なども重要であり,大学で身につけておいた方がよい。

 


 

……といった内容でした!!!(*’ω’*)
先日,私が新入生にお話しした内容とも合致する箇所があり,終始うなずきながら講演を聴かせていただきました。
もちろんすべてが同意見というわけではないです。

グラフなどを用いた,非常に理解しやすい構成でした。

 

 

中塚さん,この度は貴重なお時間を講演に割いていただき,本当にありがとうございました!